財務会計/社債発行差金 の変更点

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社債発行差金とは、[[社債>財務会計/社債]]の発行額面と償還しなければならない金額との差額のことをいう。

実体の性質としては利息なのだが、利息とは、額面、利率、期間で計算されるものであり、この定義には当てはまらないということで社債発行差金という独立した存在になったと思われる。

昔は[[繰延資産>財務会計/繰延資産]]のひとつであり、期末に償却して費用計上するものであったが、現在は[[社債利息>財務会計/社債利息]]として処理されるため、使用されない科目となっている。

昔：償還すべき額面で[[社債>財務会計/社債]]を計上、差額を社債発行差金として[[繰延資産>財務会計/繰延資産]]として計上し、期末に償却
今：払込された価額で[[社債>財務会計/社債]]を計上、差額は期末に[[社債利息>財務会計/社債利息]]／[[社債>財務会計/社債]]として仕訳を計上

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