財務会計/マイナス転記
Last-modified: 2019-02-14 (木) 01:21:43 (1892d)
反対仕訳を実施する際、貸借逆の仕訳でなく、貸借同一で数字をマイナスする転記方法のこと。
いわゆるタスキ掛けをしない、現実にはないシステム上の処理であり、筆者は大嫌いである。
ただし、タスキ掛けをした場合は、いわゆる「両膨らみ」の形になるため、元伝票と同じ会計期間の取り消しであればマイナス転記、違う会計期間であればタスキ掛けにする、つまり間違いは両膨らみにせず亡き者にするという、それなりに説得力のある運用もある。
そんなのどっちでもいいじゃん、という人もいるし実際そうかもしれないが、キャッシュフロー計算書のように貸借いずれかの発生額を必要とするレポートもあるので、一概にダメだイカン怪しからんといってしまうのは狭量なのかもしれない。
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