条件テクニック

SAPに実装される素晴らしいコンセプトの一つ。

概要 †

これらは、任意の項目の組み合わせをマスタ化し、読み込んだり除外したりする仕組み。

少し噛み砕くと、とある組織では品目のみで売値が決定し、またある組織ではサブ組織と品目別、またある組織ではサブ組織別かつ顧客かつ品目・・・という場合に、それらの切り口を任意に定義でき、またそれらに優先順位をつけたり特定の場合に除外することもできる。

• 価格決定表や出力決定表などの各種決定表
• 検索順序および条件テーブル
• 条件タイプ
• 限定条件や計算式などのルーチン

これらを駆使し、ソリューションを組み立てる。

条件テクニックが利用されている機能 †

価格の世界 †

主にロジ側で、売値そのものや付帯費用および値引き額などを制御する。
価格設定の項を参照のこと。

出力の世界 †

全ての機能で、主に伝票登録時にあわせて外部帳票を印刷したりメールを送信したり後続機能を走らせたりする機能。
出力管理の項を参照のこと。

消費税の世界 †

これは所謂MWSTのような価格の世界の話ではなく、国コードに割り当てる税決定表の中の世界の話。

その他 †

他には、品目制限、品目変換、SD勘定設定、ロット検索方針?などでも利用されている。

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