iPhone・iPad/アプリ

通称「アプリ」と呼ばれる、デバイスをよりよく使うためのソフトウエアについて。

概要 †

スマホやタブレットもPCと同じで、アプリケーションを使わなければタダの箱に過ぎず、もちろん標準の電話・メール・カレンダーなどのみでも便利は便利なのだが、有用なアプリは数多く存在するため是非使いこなしたい。

どうやって入手する？ †

Apple IDの作成 †

こちらを参照のこと。
チュートリアルに従えば難しいところもなく登録することができる。

App Storeからダウンロード †

ホーム画面のどこかに「App Store」があるので起動し、あとは人気作品の中から或いはジャンルや検索からお好きなものをインストールすればok。

料金は？ †

いくらかかるの？ †

これは簡単な話で、有料のものもあれば、無料のものもあるとしか言いようがない。

無料のものはリリース方針が変わらない限り永久に無料、有料のものは、基本的に買い切りだと考えて良いので、継続的にコストが発生するわけではない。

しいて言えば、継続的にコストが発生し得るのは雑誌などの定期購読する電子書籍系。
そっち系は、しっかりと説明を読むこと。
ただ、うっかり買ってしまったとしても、一年間に渡って解除できないというようなものは基本的にはないのでご心配なく。

最後に、「有料アプリなんて糞」「無料アプリのみ使う」という人も多くいるが、多くの有料アプリの価格帯は数十円から高くても300円程度がせいぜい。

その程度のコストをケチって有用なアプリから遠ざかってしまうのは損でしかないため、散財を推奨する意図はないが、有料だからと言って使わないのは勿体ないかと思う。

有料アプリを買った後に削除したら？ †

筆者は試していないが、正規に購入したアプリであれば、無料で再ダウンロードが可能とのこと。
もちろん、アプリがバージョンアップされたのを機に「別物」としてリリースされた場合は、その限りではない。

無料のものって、大丈夫なの？ †

一昔前は、無料アプリ（フリーソフト）と言えば、「素人が趣味で作ったもの」「不具合があっても直してもらえない」「プライベートならともかく、ビジネスに使うなんてとんでもない」という風潮だった。

しかし昨今では、プロモーションやマーケティングのために無料アプリをリリースする会社は少なくないし、アプリ自体は無料にしておいて広告収入をモデルにする等の事例も増えてきたことから、私的利用はもちろんビジネス用途でもどんどん使うと良いかと思う。

ただし、アプリの供給元は乱立しているため、名の知れた企業のものならばともかく、有象無象（といっては失礼だが）のベンダが提供しているアプリを手当たり次第にインストールするのは危険という見方もあり、それが原因で悪意のあるソフトウエア（マルウエア）に感染しては目も当てられず、万が一情報漏洩などが起こっては、会社支給のデバイスであれば首が飛んでもおかしくはない。

そのため、コンサバな意見になってしまうが、少なくともビギナーのうちはAppleやNavitimeなど名の通った提供元のアプリや、EvernoteやDropboxなどの多くの利用者から支持を受けているアプリのみを使用すればよいかと思う。

それでも、日常生活や仕事に相当の貢献をしてくれることは間違いない。

アプリ紹介 †

筆者が使用していないものも一部あるが、下記は非常に便利なのでお試し頂ければと思う。
なお、「入れ過ぎてもダメなんじゃ？」と思う人もいるかとは思うが、容量の問題としては一番小さいものでも16GBあるのでとりあえず導入してみて、不要になったら消すというスタイルで全く問題ない。

パフォーマンスの観点では、バックグラウンドで動作し続けるものを大量に起動しっぱなしにする等のことをやらなければ問題ない。iPhoneもiPadも、一昔前のPCなんかよりもハイスペックにできている。
また、動作が不安定になってきたら再起動すればよいのは、PCやサーバと一緒だ。

最後に、「無料アプリには素晴らしいものも多いし、わざわざ有料のものを使わなくてもいいじゃん」という人もいるが、高いアプリでも所詮は数百円程度。数十円のものも多い中、その程度のコストで済む有用なアプリを「無料じゃないから」という理由でフィルタリングしてしまうのは非常にもったいない。

もちろんハズレアプリもあるが、ソフトウエアは試すというのは、パッケージ版なら数万円、シェアウエアでも数千円は要するもので、それを小銭で試すことができるのだから、あまり過敏にならずに試してみては如何だろうか？
ビール一杯より安いのだから。

マニュアル・解説 †

• 説明書 for iPhone
  こちらのサイトで公開されているので、まずは黙ってこれをインストール。
  「説明書」というと堅苦しく感じるが、「○○がしたいけど、どうすれば？」「あまり知られていないが、××をすれば△△も可能」と言うように、具体的なこんなことがしたいをベースに作成されているので、非常に有用。
  ド素人はもちろん、自称玄人にも目からウロコの情報があるかもしれない。無料。
  配布元のApp Bankさんは、当サイトでも山ほど紹介させて頂いている優良サイト。
• 使い方裏技
  上記の「iPhoneの説明書」でも充分に事足りるが、もう一つ紹介。
  こちらも無料。

データ共有 †

• Evernote
  言わずと知れた共有ツール。
  元々はメモ的にテキストデータを主体とした利用方法が考えられていたようだが、ファイルの添付や他のメンバとの共有にも利用できるため、かなり有用。
  出先でiPhoneにメモした内容をPCで調べてiPadで誰かに見せる、或いは少人数で共有して名刺管理に使うなんて活用もできる。
• Dropbox
  言わずと知れた共有ツールその2。
  アカウントごとにインストールした端末間でデータの同期ができる。
  複数のデバイスを取り扱う人にはたまらない便利さ。
  ただし、「最新の機密情報が複数のデバイスに保管される」という側面を忘れてはならない。
• Googleドライブ
  Gmailの領域を使用してデータ共有を行うツール。
  PC側からは「Gmail Drive」というツールでドライブとして認識することができ、スマートデバイス側からはこのアプリで接続する。
  アプリ側としてはDownloadして起動するだけ、PC側の設定についてはこちらのサイトが詳しい。
• SkyDrive
  こちらはMicrosoftからリリースされているもの。
  「オンラインストレージなんてひとつあれば充分」という人もいるかもしれないが、容量ギガ単位とはいえ無限に使用できるわけではないし、目的や保管対象物ごと或いは共有する相手ごとサービスを使い分けることは一つの手段。

資料作成・閲覧 †

• Keynote
  プレゼンテーションの作成と閲覧・・・というと堅苦しいが、簡単に画像のスライドショーを作ったり、見せてはその場で直せたりと便利。
  上記のデータ共有ツールを使用してPCのデータをiPhone/iPad側に同期して、このツールで第三者に説明する・・・という組み合わせた使い方も良い。
  こちらに使用方法のガイドがある。

ニュース †

• IT Media
  ヘッドラインにざっと目を通すだけでも結構違うし、話のネタにもなる。

地図・移動 †

• Google Maps
  言わずと知れた元祖マップアプリで、iOS6の改悪から世界中のユーザを救った救世主。
  PC側でログインして残した履歴をたどる等、ただ調べる以外の使い方もある。
• Google Earth
  美しいの一言。最高の暇つぶし。
• 乗換ナビ（NAVITIME）
  おなじみNAVITIMEからの乗り換えアプリ。
  位置情報から最寄駅を割り出して時間と経路を調べるなど、外出時に効果を発揮する。
• ガンダムナビ
  その名の通りガンダムをテーマにしたカーナビアプリで、詳細はこちらで紹介されている。
  少々値が張るが、ガンダムファンならドライブが捗ること間違いなし。

エンタメ †

• Virtuoso
  iPhoneやiPadがピアノになる。
  子供をあやしたり、Appleデバイス同士で音を合わせたりすると楽しい。
• Pocket Guiter
  iPhoneやiPadがエレキギターになる。
  ・・・が、iPhoneだと表示されるフレット数が限られているので気分を味わうくらいしかできない。iPadでも拡大はできるが、一画面に表示されるフレット数は変わらない。
• Shazam
  マイクから聞き取った音楽の曲名やアーティストを特定するアプリ。
  さほどメジャーでない楽曲もそれなりに判別できるらしく、TaxirideのEverywhere you goやHi-STANDARDのGrowing upもokだった。
  しかし完全ではなく、例えばPRIDE（格闘技）のメインテーマやBOMB FACTORYの曲などは該当なしとのこと。

グルメ †

• クックパッド
  料理レシピの大手サイト。
  眺めているだけでも幸せになるし、調べて作れば楽しいもんです。
• 食べログ
  急に「ちょっと一杯行きますか」なんて時に現在地の近くにあるお店を探したり、沿線を探したり。個人的にはぐるなびよりもおすすめ。
• ラーメンマップ
  現在地近くからラーメン屋さんを検索できる。

その他便利系 †

• SimpleMind+
  マインドマップの作成。
  iPhoneだと表示領域的な限界に足を引っ張られてしまうため、個人的にはiPadでの使用をお奨めする。
• Ruler
  ものさしアプリ。センチとインチ両方で測定することができる。
  但し10cmくらいで1mmの実測誤差があるらしいので、あくまで目安として。
• Skype
  言わずと知れた通信アプリ。
• Penultimate
  手書きのメモアプリ。
  紙とペンは常に持ち歩くにこしたことはないが、いざというときに。
  メモにタイプするよりも余程早い。
• radiko.jp
  ネット経由でラジオが効けるアプリで、こちらで紹介されている。
  3.11を思い出してほしい。頼りになったのは、インターネット回線とラジオだった。
• 何でもいいから照明アプリ
  3.11を（以下略）
  日常生活でも役立つシーンはあるだろうが、いざというときのために。
  ただしiOS7では標準機能となった。
• そら案内
  天気予報アプリ。
  ド標準は外すことが多いように思えたので、筆者はこちらを使用している。