快海の大将に連れて行ってもらったお店シリーズその二、一丁目一番地。
その日の一次会のお店。運が良ければレバ刺しが食べられると聞いて、喜び勇んで駆けつけた。
食べられなかったらどうするか?、なんて心配は全くしなかった。
私は強運の星のもとに生まれているし、それでもダメだった場合は縁がなかっただけの話。
開店前に着いてしまったため、四方山話をしながら店の前で少し待つ。
店主を急かしてしまったようで申し訳なかった。
快海の大将は浅草に住んでいたらしく、良いお店をたくさん知っている。
今後とも宜しくお願いしたいものだ。
さて、まずは「カラシれんこん」。
クイックメニューながら、しっかり美味しい。
(昔はレンコンになんて全く魅力を感じていなかった)
「ポテトサラダ」。
あーはいはい、いつものポテサラね。と思ったのだが、普段口にしているものとは別格。
こんなに旨いポテトサラダは食べたことはない、という程レベルが高かった。
「酢モツ」。
余分な脂はしっかり抜いていて、ビールにとても合う。
最初に酢で味をつけようと考えた人間は天才だと思う。
「鳥刺し」。
こちらも旨味しっかり臭み無しで全く文句のつけようがない。
そして、これを紹介せずにいられるかという逸品、「馬のレバ刺し」。
規制のきっかけとなった、件の事件を起こした大馬鹿野郎たちは我々からレバ刺しを奪っていた。口惜しくてたまらず、もう一生食べられないのかと思っていたので、小躍りする程嬉しかった。
もう一度食べることができたということも嬉しいが、それ以上に旨かった。実に旨かった。
その他のメニューも良かったが、レバ指しは感動すら覚えた程。
また、写真には納めていないが、旨味はしっかり雑味なしのモツ煮込みも大層旨かった。
看板メニュー以外は大したことがないというお店が多い中で一品一品のレベルが高く、驚いた。
土曜だったというのに殆どの席が予約で埋まっていたのは、よい証左だろう。
【2013/12/07再訪】
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