閑話休題その14 野郎と熱海デート

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エビカツサンドを買った後、どこへ行ったかというと、なんと温泉入りに熱海へ。しかも野郎と二人で。

何故こんなことになったのかというと、何故こんな事になったのだろう。

前日飲み過ぎて記憶を飛ばした土曜日、12時前にLINEが入る。

「いま東京駅に着きました。どこで待ち合わせますか?」

血の気が引く。
私はこれでも人との約束を忘れることなんてない人間だ。
そして、昨日の記憶はないが、そんな話をしたことを少し思い出してくる。

・・・とりあえず、遅刻してしまう旨を詫び、急いで準備をする。
嫁にも、急に温泉に行くことになったとかいうアホな言伝をして、家を出る。
こういう時、都心に住んでいてよかったと心から思う。

電車の中で、少しずつ思い出してくる。
そうだ、確かに話をした。

今週末、嫁が子供たちを連れて学生時代の友達の家に泊まりに行くからヒマなわけだが、いつも通り369で飲んでいると、ヒマそうな若者がいて、「そうだ熱海に行こうぜ!」となったのだった。

そして「じゃあ待ち合わせ12時に東京駅な!それなら少々飲み過ぎたって大丈夫だろ!?」と言っていたことも思い出す。
で、このザマだ。
彼が柔らかい人柄でよかった。


踊り子号で向かった道中の話は、主に彼がモテない話だったのでどうでもいいから省く。
一時間半ほど乗った後、目的地の温泉に向かう。
メインストリートっぽいところを通りつつ、晩メシの店と土産屋を物色。
干物、いいね。
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で、ここから温泉に行き、日帰り入浴。

私にとって温泉と言ったら泊まりだったのだが、彼は日帰りするつもりだったらしく、明日も予定があるらしいので日帰り入浴に。
なんだ。温泉と言えばロクでもない遊びが沢山あるのに。

まぁそれはよいとして、オーシャンビューの露天風呂がある素敵なホテルに入り、風呂へ。
潮風に吹かれながら露天に浸かって、とりとめのない話をしていると、二時間くらい経過して驚いた。

しかし、肌がスッベスベだな。
この日は嫁が出かけており、披露する相手がいないのは残念だが。


で、土産を買って帰る。
やっぱり干物は素晴らしい。
2014-09-21 18.18.39
アジも、さすがにその辺のとはワケが違う。
もうちょっと買っておけばよかった。
2014-09-21 18.18.44

野郎二人と温泉デート、案外悪くなかった。
日帰り入浴で夜メシ食ってから新幹線に乗っても一時間で東京まで着くし、22時半くらいまで新幹線があるみたいなので、遠足気分で行くのも悪くないかな。

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