※閉店【東京駅 ラーメン】蟹専門けいすけ 北の章

ラーメン

東京駅の地下一番街ラーメンストリートにある蟹専門 けいすけ 北の章
蟹といわれては道産子として黙っていられない、ということで平日の昼前を狙い足を運んでみた。

11時過ぎくらいだっただろうか?
入り口のお兄さんがボソボソ喋りの無愛想くんで若干イラっとした(※とはいっても、別にラッシャーセッ!!!的な絶叫系の店が好きなわけではない)が、まだ時間が早かったためすぐに座ることができて何より。


看板メニューと思われる、「極上渡り蟹の味噌らーめん」を頼む。
もちろん、大盛り全部乗せ。
この北海道型の器は、視覚に訴えられると弱い人には効くだろうなぁと感心する。

とはいえ、スープはどんぶり抱えて男らしく口を付けて啜るぜ!!というタイプの人には飲みづらいため、おとなしくレンゲを使うこと。
この右上あたりに乗っているショウガを後半投入すると、かなりいい感じに。
この時は残暑ど真ん中だったため汗だくになってしまったが、冬に食べれば、さぞかし温まるだろう。

全部乗せの具。
写真を見ると「え、こんだけ!!!??」となるかと思うが、具は皿に盛られている以外に元々ラーメンに入っているので、ショボイわけではない。
ただ、別の皿に盛るのならばラーメンに予め入れず、別盛なら別盛でトッピングは全部皿に乗せてしまった方が良いし、そうでないなら全部予めラーメンの方に入れておいた方が良いのでは?とは思った。
実際に食べると満足しないなんてことはないのだが、「全部乗せ」は、可視化されたリッチ感とボリューム感が重要なのだ。

さて、まとめると、確かに旨かった。
北の章と謳いラーメンどんぶりで強調しているだけあって、味噌ラーメンは北海道っぽいテイストで仕上がっており、麺も中麺のちぢれで、どこか懐かしい気分になった。
また、渡り蟹のダシのラーメンなんて中々食べられるものではないので話のネタにもなるし、店内は小洒落た感じでスイーツも充実しているみたいなので女の子と来てもいいかもしれない。

難点は、脂分は然程でもないのだが旨味と塩気がかなり効いていて、強い味が苦手な人は少しきついかもしれないこと。味は良かったのだが、食後一時間くらいノドが乾きっぱなしで水を大量摂取することになった。
それだけ安易に脂に頼ることなくコクと旨味を出していることの裏返しではあるのだが、ひょっとしたら麺大盛りにするよりは小ライスをつけた方が良いのかもしれない。

「けいすけ」はチェーン店らしいのだが、Webサイトを見るに、他のチェーンと違い海老そばやつけ麺など店ごとに個性を出しているようだ。
言っちゃ悪いが、魚介とんこつという「ハズレのない」枠組みの中でやっている店が多い中、こういった独自の路線を進み結果を出せていることは、素晴らしいと思う。
是非、他の店にも足を運んでみたいと思う。

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コメント

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